やめるときも、すこやかなるときも

『やめるときも、すこやかなるときも』 ’20年 1/20(月)深夜24:59~

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『やめるときも、すこやかなるときも』

このタイトル、心がクリスタルになりそうな響き。

ウェディングセレモニーの時に、神父様がおっしゃる姿が目に浮かびますよね。

”愛を誓いますか?” って。。

愛って何なのでしょうね。愛は育っていく・育てていく、ものだと思うのですが。

育てる期間が長ければ長いほど、そしてその想いが強く優しくしなやかであればあるほど、深く強くなっていくのかなぁ。

永遠のテーマかもしれないです。

このドラマでは、そんなことを考えさせられる気がしています。

登場人物の彼と彼女は相手を想う純粋な気持ちではなく、「自分のため」に恋愛を始めます。

でも、それはそれでいいような気もするのです。

だって始まりは誰でも、きっとそんなもののような気がするから・・

 

『やめるときも、すこやかなるときも』 

著者:窪 美澄(くぼ みすみ)※集英社文庫刊

欠けた心を抱えた二人が

戸惑い、傷つきながらも

歩み寄っていく道のりの痛みと温もり。

他者と共に生きることの

いとおしさに満ちた傑作長編小説。

公式サイトより引用

 

『やめるときも、すこやかなるときも』 基本情報

 

は毎年12月のある時期になると一週間ほど声が出なくなるという精神的な病「記念日反応」が起こるという。

大切な人の死をどうしても忘れることが出来ず、他人に心を開こうとしないことが原因。

 

彼女は高校生の時に父親の会社が倒産。それ以来、時折父親からの暴力を受けている。

大学は奨学金で通い、就職後は家計を支えるために働き、恋愛どころではなかった。

男性経験もなく、ただ毎日ひたむきに生きてきた。結婚すればこの状況から逃れることができて自分自身を変えられると思っている。

 

そんな彼と彼女のラブストーリー。

ふたりの欠けた心は、このラブストーリーの影の部分。それこそが ”やめるとき” なのかもしれない。

 

すこやかなるときは愛は放っていても育っていく。

このやめるときこそが愛を深く強く育てていく、苦しくても大切な試練なのだと思える。

 

男女の愛をテーマとしたこのドラマ。

明快な答えはないのかもしれない反面、いつの日か ”あぁ、これが愛というものなんだ” と、思わずにはいられない瞬間って、きっと誰にでも訪れると信じています。

ドラマでは、どのように描かれていくのかな。

心にほんわかとした温もりが残るような愛を描いてくれることを、わたしは期待しています。

 

主なキャスト

須藤 壱晴・・演:藤ヶ谷 太輔(ふじがやたいすけ)

家具職人。丁寧な家具作りをしているが、師である哲先生を超えられない。

12月のある時期になると記念日反応により声が出なくなってしまう。

 

本橋 桜子・・演:奈緒(なお)

働かない父に代わり家計を支えている。自己評価は低く自信がない。結婚すれば今の生活と自分自身を変えられると思っている。

 

柳葉 優太・・演:五閑 晃一(ごせき こういち)

かつては家具職人を目指していたが、夢は諦めている。小料理屋の店主で壱晴の良き友人。

 

水沢 彩芽・・演:金澤 美穂(かなざわ みほ)

桜子の同期で親友。恋愛経験も多く、桜子の相談にもよくのっている。独身主義者で結婚願望はない。

 

朝倉 桃子・・演:浅見 姫香(あさみ ひめか)

桜子の妹で一年前に結婚している。桜子と違い要領も良く天真爛漫。

 

大島 真織・・演:中井 友望(なかい とも)

壱晴の元恋人。

 

本橋 勝己・・演:遠山 俊也(とおやま としや)

桜子の父親。印刷会社の二代目社長だったが会社が倒産し、酒におぼれ横暴な振る舞いをしてしまう。

 

本橋 幸枝・・演:手塚 理美(てづか さとみ)

桜子の母親。専業主婦だったが夫の会社が倒産してからはパートに明け暮れている。桜子の幸せを願っているが毎日の生活に流されている。

 

佐藤 哲・・演:火野 正平(ひの しょうへい)

天才家具職人で壱晴の師匠。声が出なくなる症状を持つ壱晴を「手が動きゃいいんだよ」と雇った。工房は二年前に壱晴に譲ったが何かと壱晴のことを気にかけ、温かく見守っている。

公式サイト引用