2020年 1月スタートドラマ

『ファーストラヴ』 2020年 2/22(土) 21時~

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BSプレミアムで放送される『ファーストラヴ』

このドラマの原作は島本理生(しまもとりお)さんの「ファーストラヴ」です。

2018年には、この『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞されています。

 

島本さんは小学生の頃から小説を書き始めたという経歴の持ち主です。

数々の賞を受賞されていますが、2005年の『ナラタージュ』は第18回山本周五郎賞候補となり、

「この恋愛小説がすごい!2006年版」第1位。

「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」で第1位。

「本屋大賞」で第6位。

23万部を超えるベストセラーとなっています。

この作品の執筆で半年間キーボードを叩き続けたために腱鞘炎になったそうなんです。

 

そんな島本理生さんの作品『ファーストラヴ』もう、見るしかないです。。

しかも、2021年には映画化もされますよ。(こちらは北川景子さん主演です。)

このドラマのイトルは、日本語にすると「初恋」ですが初恋の甘酸っぱいドラマを期待していたら、きっと度肝を抜かれるかもしれません。

主人公は公認心理師の真壁由紀(真木よう子さん)。

父親を殺してしまった女子大生・環菜(上白石萌歌さん)のルポを書くことになった真壁由紀は、取材を通して環菜の奥深い心の闇に迫っていきます。

罪とは。家族とは。そして愛情とは。

難しいテーマをとりあげたこの作品は、視聴者の心にも深く入り込んでいくのではないでしょうか。

 

公認心理師とは?・・

「公認心理師」・「臨床心理士」は同じではありません。

そもそもの違いは「公認心理師」は国家資格であり、「臨床心理士」は民間資格であることです。

公認心理師は以下の行為を行うことを業とする者のことをいいます。

⓵心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析

⓶心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導、その他の援助

⓷心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助

⓸心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

厚生労働省ホームページ引用

 

主役は真木よう子さん。真木さんはテレビドラマ・舞台・CMなど多くの作品に出演されていますし、多くの賞も受賞されています。実力派ですね。

真木さんは ”脚本を頂いたときに、わたしは女性としてこの役をやってみたいと思ったんです。苦しいシーンがたくさんあるとは分かっていたんですが、女性だったら全員どこかに必ず共感ができる、女性が救われていく物語で、乗り越えて次の人生のステップへと導いていくような役だったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。” と、作品への想いを明かされています。

 

そして、上白石萌歌さんは心の闇を演じる難しい役どころに挑戦されました。義母と娘のブルースでのみゆき役とは打って変わって目に見えない闇をどのように演じているのかそのギャップも見ごたえありそうです。

上白石さんは ”撮影に入る前に、裁判を見に行きました。法廷で手錠をかけられている人を初めて見て、身震いしたこととか、そこで繰り広げられている空気感みたいなものを肌で感じて撮影への臨み方を考えていました。” と、役作りについて語られています。

 

『ファーストラヴ』 基本情報

このタイトルをつけた理由について、島本理生さんは「恋愛だと思っていたものが、実は恋愛の名を借りた偽物だったということがあり、とくに思春期の頃はまわりに危ういものがたくさんあった。

そんな10代の頃の ”あの初恋は本当に恋だったのか” と言う問いかけをしたいと思った。」とおっしゃっています。

このドラマを見終わった後に、その意味も ”なるほど” と見えてくるのかもしれません。

 

『ファーストラヴ』、どんなストーリーなのでしょう・・

アナウンサーを目指す美人大学生の聖山環菜は父親を殺して逮捕されます。

その事件の執筆依頼を受けた真壁由紀。殺人犯の環菜が警察に「動機はそちらで見つけてください。」と挑発的に言った一言が波紋を呼んだ事件です。

その発言の真意は、環菜本人も ”自分でも動機がわからない・・だから見つけてください。” というものであったのです。

複雑な心の闇を抱える被告人(上白石萌歌)・聖山環菜と、公認心理師の主人公・真壁由紀(真木よう子)が向き合うことで解明されていくという内容のドラマです。

複雑な心模様・人間模様が浮き彫りになっていく過程で真実が見えてきます。

果たして環菜は本当に父親を殺したのか・・真実はいかなるものであったのか・・

そして真壁由紀も、環菜の心に触れていく中で自分を見つめなおすことになっていきます。

”ファーストラヴ” の本当の意味がドラマの中に隠されていると思います。

ぜひとも答えを見つけて、島本理生ワールドに浸ってみたいドラマです。

 

それでは、このヒューマンミステリー『ファーストラヴ』。登場人物とキャストのご紹介です。

 

主なキャスト

真壁 由紀(まかべ ゆき)・・演:真木 よう子(まき ようこ)

主人公で公認心理師。環菜の事件を追い、心の闇をひも解いていく。

かつての自分をも見つめなおすこととなる。

 

聖山 環菜(ひじりやま かんな)・演:上白石 萌歌(かみしらいし もか)

女子大生。父親を殺し、逮捕される。”動機はそちらで見つけてください。” と言い放ち、世間で話題になるが、実は心の闇はとても暗く深いものであり自傷癖もある。しかも、その自傷行為には悲しい理由があった。

 

庵野 迦葉(あんの かしょう)・・演:平岡 佑太(ひらおか ゆうた)

真壁由紀の夫・我聞(がもん)の義弟で聖山環菜の国選弁護人。由紀と迦葉には我聞に言えない秘密がある。

 

聖山 昭菜(ひじりやま あきな)・・演:黒木 瞳(くろき ひとみ)

環菜の母親。弁護側の証人になることを拒否。母親として環菜をかばう気持ちが見られない。

 

真壁 我聞(まかべ がもん)・・演:吉沢 悠(よしざわ ひさし)

真壁由紀の夫。由紀と迦葉が言えない秘密を実は知っている。